Fukagawa bansho

2013年11月16日より深川番所では、1年ぶり2回目となる稲垣遊の個展を開催します。稲垣遊は1985年神奈川県生まれ、2009年武蔵野美術大学日本画科修了し現在は東京にて制作を行っています。

稲垣遊は自ら撮影した道路や河川などの写真をもとに、整備された環境にある自然と人工物が時間の経過の中で次第に混じり合いを見せる場面を主に描いています。鮮明に記録された写真と記憶との間に起こる微妙なずれに注目し、詳細な描画が曖昧に広がるモノクロームの色面に溶け出すような風景画をつくります。そして風景の中で周縁にあるようなディテールを中心に据えて、それらを絵画の体験を通じて感じる個人的な記憶の繋がりを呼び起こすイメージの断片として表しています。







稲垣遊
1985　神奈川生まれ
2009　武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程修了

個展
2013　深川番所ギャラリー（東京都）
2012　深川番所ギャラリー（東京都）
2011　ソーンツリー ギャラリー（東京都）

グループ展・公募展
2012　「助手展2012 武蔵野美術大学助手研究発表」武蔵野美術大学（東京都）
2012　「千代田芸術祭2012・3331アンデパンダン」アーツ千代田3331（東京都）
2012　「トーキョーワンダーウォール2012」東京都現代美術館（東京都）
2011　「トーキョーワンダーウォール2011」東京都現代美術館（東京都）
2010　「errortrap」武蔵野美術大学（東京都）
2008　「ワンダーシード2008」トーキョーワンダーサイト渋谷（東京都）
2007　「アートプログラム青梅2007」（東京都）
2005　「ワンダーシード2005」トーキョーワンダーサイト本郷（東京都）